ローバースカウトは自分の道を歩き出す
ローバースカウトってぱっと見、だれがローバースカウトでだれがリーダーなのかわからないですよね
ローバーは、自分でやることを決めて、目標にむかって活動しています。
ローバーとは「人生の旅人」という意味で、18才~25才までの若者がローバーリングを行うスカウト(ローバークルー)たちです。
活動としては団、地区でも活動を行いますが、県でも活動し、県全体でキャンプや会議などの交流を図ったり、インターネットを通じて活動を広報したりしています。
具体的には、兵庫県ローバースで議長団をしているスカウトまた、経験を活かしてリーダーになり、ビーバーやカブ、ボーイ隊などの指導をしているスカウト。
中には災害のボランティアなどに力を注ぐスカウトもいます。
ローバースカウトの特徴
ローバースカウトでは、いままでの隊で経験した「メンバーの一員」や「グループのリーダー」「有志での協力」など いろいろな立場での対応ができるようになり、自分のやるべき方向に向かって、他と協力しつつ活動しています。
だれかに「〇〇をやりなさい!」 と言われることはありません。
現在では、兵庫ローバースの議長団で活躍しているスカウトや、隊指導者として後進を指導しているスカウトも、外国でボランティアを行ったスカウトもいます。
なにも言われないのに、活動しているのは不思議なかんじですね
心にある想いと、それをできるだけの力がある
なにより、それを実行できるって素敵なことだと思いませんか?
各活動の詳細
団内では、指導者として後輩スカウトとかかわったり、ローバースカウトとしての自身の活動、またローバースカウトとしての活動を団内の方々に紹介したりしています。
垂水地区ローバースでは,地区内の同世代であるローバースカウトで定期的に集まり,野外活動などを通して交流を深めています。
兵庫ローバースでは,県内のローバースカウトで集まり,定例会や野外活動,フォーラムなど様々な活動を通して交流,意見交換,情報共有などを行っています。
全国のローバースカウトで集い、さまざまな交流の中、新たな挑戦をしたりすることで自分を磨いたりしています。
2019年の夏には、京都連盟の各団とともにガーナへボランティア活動の派遣に向かいました。
「イチゴ腫」「ブルーリ潰瘍」という顧みられない熱帯病があります。
これらはワクチン接種や正しい治療を行えば完治できるはずなのに、衛生環境の悪さや通院という意識の無さから重症化し、最悪の場合手足を失ったり、死に至ることがあります。
保健省の人と一緒に集落を周りながら保健衛生活動を行いました。
具体的には
- 日本で募ったサンダルの寄付
- 服薬ゼリーの寄付、作り方を伝える
→靴を履かない、履けない子どもが多いため
→子どもが薬を嫌がるため
他にはボーイスカウトガーナ連盟にもお邪魔しました。
1年の活動内容
兵庫ローバース、地区ローバー会議は月1回程度行っており プログラムについては、休みの時期を中心に活動を行ったり、web上でフォーラム等を実施しています。
- 春
地区ラリー、全国大会
- 夏
夏キャンプ(団、地区、県、日本でのキャンプ1年ごと4年周期)2021年は兵庫県合同野営大会、2022年は第18回日本スカウトジャンボリー 2021年RCJ Route(全国野営大会)およそ4年周期で開催 団キャンプファイヤー、9月には上進式
- 秋
RCJフォーラム(2年周期で開催、通常は対面で宿泊を伴うが、今年はオンラインにて実施)
- 冬
BP祭 スキー 赤い羽根共同募金
ローバースカウト隊長紹介
小森隊長
私の子どもがビーバーから入り、昨年、下の子がローバーを卒業しました。
いっしょに活動してきたスカウトは、親戚の子供たちのように思えてきます。
ローバースカウトがみんなのお兄さん、お姉さんとして、活動してくれたらうれしいなーと思いますし、また一方では、なんでもやってみよう という気持ちを大切にしてほしいです。
私は、スカウトのやりたいことをできるだけ応援していきたいと思っています。